ペット栄養部会設立のお知らせ

ペット栄養部会設立

一般社団法人日本サプリメント協会
ペット栄養部会設立趣意書

愛するペットの健康と長生きのために!

近年、国民生活の向上にともない、イヌやネコ等のペットとしての飼育も年々増加し、現在、我が国における犬猫等の飼育頭数は犬705万頭、猫883万頭、その他の動物種合わせ約2,000万頭以上が飼育されているといわれており、15歳未満の子供より多い状況となっています。

さらに動物愛護への高まりから、ペットの健康を守ることは飼い主の共通の課題となっています。

このため、ペットの健康の維持増進にもっとも影響を及ぼすペットフードの安全性と品質の確保が必然的に求められ、2009年6月「愛がん動物用飼料の安全性の確保に関する法律(ペットフード安全法)」が施行され、今日では良質な総合栄養食や、機能性のある療養食などが生み出されています。

ペットの主食であるペットフードは米国飼料検査官協会(The Association of American Feed Control Officials:AAFCO)が定めたペットフードの栄養基準が世界的なスタンダードとなっており、日本のペットフード公正取引協議会もAAFCOの栄養基準を採用しています。
AAFCOの基準をクリアしたペットフードは、健康の維持・増進、成長発育に係わる機能を満たしているものと考えられています。

しかし、ペットには種類別に好発疾患や個体差があるため、健康の維持増進や疾患の発症リスク低減のために摂取しておいた方が良い栄養素や特定成分などまでは考慮されていません。
このような課題に対応するためには、ペットフードを補完する動物栄養学を根拠としたペット用サプリメントの開発とその活用が期待されています。

一般社団法人日本サプリメント協会は、常に生活者の立場で嘘やごまかしのない情報を収集し共有するとともに、生活者の健康や情報のリテラシー向上のために、様々な活動を展開し発信してまいりました。
これら活動の実績を生かし、ペット用サプリメントの安全性の確保及び品質の向上並びに動物栄養学に基づく機能性の研究開発を目的とした『ペットの栄養部会』を立ち上げました。

今後の活動として、ペットの健康に関する様々な情報の発信はもとより、科学的根拠に基づく機能性ペットサプリの認定事業、各分野のアンバサダー募集・登録事業、動物栄養学に基づく機能性研究発表・研修事業など、愛するペットの健康と長生きのために必要な事業を展開してまいります。


公式サイト ※近日公開予定
https://pet-suppls.com

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