第17回MACサロンのご案内

4月4日(月)に、花見とお酒と、意見交換の場を設けましたので、ご案内いたします。
http://mac-medical.at.webry.info/201602/article_2.html
演題は「機能性食品が、国民の信頼と健康に応えるために考えるべきこと」。
消費者に伝えるべき製品情報とは何か、について忌憚のない意見交換をしたいと思います。
会場はホテルニューオオタニの紀尾井フォーラム。花見も兼ねて開催します。
ガーデンコートの日本庭園を眼下に一望できる 「ガーデンラウンジ」での花見も素敵です。

【第17回MACサロンのご案内】

【講演名】「機能性食品が、国民の信頼と健康に応えるために考えるべきこと」
【講演者】ジャーナリスト、(一社)日本サプリメント協会理事長 後藤典子
【日時】4月4日 月曜日
18時30分~18時50分(参加者 自己紹介)
18時50分~20時10分(質疑含む)
20時10分〜22時 懇親会 フォーラム談話室
【場所】会場:ホテルニューオータニ 紀尾井フォーラム
住所:東京都千代田区紀尾井町 ニューオータニガーデンコート1F
地図:http://kioi-forum.com/access/
【予算】料理3500円+美味しいお酒+α(αは講師の参加費の捻出です)
【募集人数】30名まで(会場及び談話室は貸し切りとなります)

■後藤からのメッセージ

昨年4月からスタートした新制度「機能性表示食品」。43年ぶりの改正ということで市場の活性化や消費者啓蒙に期待が寄せられている。
お手本は米国の「DSHEA(ダイエタリーサプリメント健康教育法)」。1994年の施行だから、およそ20年が経つ。DSHEA制定後の2~3年間は市場が急成長し、一気に20%もの高い伸びとなったが、相まって安全性の検討が不十分な製品も出てきた。当初はサプリメントの台頭に好意的だったメディアも、品質管理や有効性の根拠などが不確かなものが散見されるようになり、しだいに疑義を唱えるようになった。そして、DSHEA制定後13年を経て、世界基準のcGMP(製造管理基準)義務化を決めた。

さて、今回の日本の新制度では、GMPについては義務化されなかった。もちろんGMPを任意で取得しているところもあるが、このレベルはcGMPに比べると粗い。

一例を挙げれば、cGMPの下では、購入した原料の同一性を確認したうえで製造しなければならないが、日本のGMPの場合、原料供給先 の試験結果があれば、改めて同一性を確認する必要はない。また、GMPが義務化されていないことで、輸入される健康食品に粗悪品が入ってくる可能性も否定できない。

一方、「機能性」を担保するものは何かというと、科学的データだ。しかし、専門家が見ると、中にはとてもお粗末で、恣意的な内容も散見されるという。本制度に国の審査があるわけではないので、ガイドラインに則っていれば、月でもすっぽんでも“科学的データ”に変わりはない。無事にクリアすれば、これまで「健康な体をサポート」といったあいまいな表現だったものが、「正常な血糖値の維持に役立つ」などと言えるようになる。たいてい悪徳業者はこういうチャンスに敏く、リスクのある製品を「機能性表示食品」として販売する可能性もある。そもそもこの制度が産業育成、産業支援にあるため、リスクに寛容なのか。そして、こうしたリスクの出現が、まともな企業や製品を駆逐するかもしれない。

加えて、生鮮食品や一般加工食品の「機能性」についても、さまざまな課題を上げたい。現在、当協会では、これらに関する新たな情報サイトの準備を進めている。

今後、表示基準をクリアしたまっとうな食品が市場に出回ることで、市場の信頼性が高まり、消費者が生活習慣病の予防や、健康寿命延伸のための食生活管理ができるようになるためには、この制度がどうあるべきか、皆様と議論していきたいと思います。

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