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ベトナム健康管理委員会訪日研修「日本のヘルスケアシステムを知る」における講義のご報告
ベトナム健康管理委員会訪日研修「日本のヘルスケアシステムを知る」において、当協会・代表理事の後藤典子が講義を行いましたので、ご報告させていただきます。
- 目的:ベトナムにおける今後のヘルスケアのあり方について、日本のヘルスケアシステムの概要・現状等を講義や視察を通じて学ぶ
- 日程:2018年10月22日(月)~11月1日(木)のうち、
10月31日(水)9時30分~12時15分 - 対象:ベトナム健康管理委員会の部局長 17名
- 場所:産業能率大学 代官山キャンパス
- 演題:「日本のヘルスケアと、サプリメント普及の現状」
講義及びサプリメントの製品資料とサンプルの提供
質疑応答から得た感想:
ベトナムでは日本の健康食品が大きな信頼と評価を得ている一方で、良し悪しを判断する基準がないことに苦慮している。
質問の多くは、使用している、あるいは使用したいと考えているサプリメント成分や商品についての評価を求められた。
また、副作用やトラブルにおける相談や問い合わせの内容、それに対する国や企業の対応について質問を受けた。
あわせて、商品の評価に関わる基準や、評価を行っている機関、団体、行政の方針などについて詳細を説明した。
課題として、信頼できる情報の検証のあり方と、利用者にそうした情報をどのように提供できるかという点、そしてサイエンスの限界と現実との乖離などについて意見し、提案した。
昼食会での対話から:
多くの政財界のリーダーたちが、日本のサプリメントを評価している。
ただ、情報ルートが曖昧なので、信頼できる機関との情報ネットワークが必要だと考えている。
今回、団長として来日された中央健康管理委員会副委員長(副大臣)の
TRẦN HUY DUNG博士との対話を通じて相互の信頼関係を構築し、今後も情報交換や意見交換を行っていくことを確認した。
講義後、訪日団から記念の絵皿を授与され、協会からは著書『サプリメント健康事典』(集英社刊)と『サプリメント健康バイブル』(小学館刊)を贈呈した。