カイアポイモ

  • インスリンの分泌と作用を促進し血糖値を低下させる

なぜ体にいいのか

カイアポイモは、南米ブラジルのカイアポ山地に自生する白甘藷の一種で「南米の白イモ」とも称される。紀元前2000年頃に栽培がはじまり、インディオの健康を支えてきたといわれている。そのすぐれた力は、南米に一大帝国を築いたインカ文明発展の原動力となっているとも伝えられるほどで、栄養価にすぐれ、滋養強壮のほか、傷の治療や止血、血をきれいにする作用もある、いわば神秘の植物だ。今では日本でも薬用に栽培されている。
カイアポイモの健康成分に関する研究は日本薬学会や日本糖尿病学会などで発表されている。主な有効成分は、「CAF」と呼ばれる酸可溶性糖タンパクのほか、カリウム、今話題の微量ミネラルなど。食物繊維も豊富に含んでいる。
CAFはカイアポイモの皮のあたりに多く含まれている。このCAFにはインスリンの分泌促進作用とインスリンの作用改善効果、これによる血糖値の正常化という効果がある。
実験によっても、高血糖に対してインスリンの分泌を促進するとともに、少ないインスリン量でもそれ自体の働きが活性化し血糖値を抑えることが判明している。カイアポイモの塊根粉末あるいは皮粉末を糖尿病患者に投与したところ、いずれも耐糖能異常の改善効果が確認されている。日本の糖尿病患者の約97%がインスリンの分泌不足または作用不足とされているから、カイアポイモには今後大きな期待が寄せられるだろう。

摂取方法について

カイアポイモはCAFに注目が集まるが、穀物の中でもトップといわれるカリウムの含有率や豊富なミネラル、食物繊維にも注目したいところである。特にカリウムは壊れやすく、日常生活で不足しがちなミネラルといわれている。サプリメントとしては粉末、錠剤などが発売されている。

成分豆知識

CAFはカイアポイモの皮に近い部分に多く含まれる。カイアポイモは、土壌中に含まれるミネラル分など多くの有効成分を、その成長過程で万遍なく吸収してしまう。このため土地はやせてしまい、一度収穫すると数年はカイアポイモの栽培は不可能といわれるほどの養分吸収能力をもつ。それだけ滋養が豊富だといえるであろう。(早川)

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