糖尿病

メカニズム

ブドウ糖は細胞の基本的かつ重要なエネルギー源。血液中のブドウ糖濃度(血糖値)は、正常ではせいぜい80~140mg/drの狭い範囲で調整されている。血糖値をコントロールしているのがインスリンというホルモンである。このインスリン分泌が不足したり、働きが不十分になって血液中のブドウ糖濃度が高い状態が続くと糖尿病になる。エネルギーとして十分に利用されず、血液中で余るようになったブドウ糖は尿に漏れ出す。また、血糖値を高いまま放置すると、網膜症、腎症、神経症などの合併症が引き起こされる。糖尿病のタイプには1型と2型がある。ウイルス感染や異常な免疫反応が原因でインスリンの分泌が絶対的に不足して発症するのが1型。ある日突然、はっきりした自覚症状をもって発症する。2型は遺伝的要素に、カロリーの過剰摂取や運動不足、ストレスなど生活習慣が加わって発症するとみられている。40~50代を中心に増えている糖尿病は2型が圧倒的に多く、症状がゆっくり進行していくので、発症に気づかない人もいる。現在、糖尿病とその予備軍を合わせると、その数は約1620万人といわれる。成人の6人に1人が糖尿病または予備軍ということになる。

解消・予防のためのアドバイス

糖尿病の予防は、食事と運動が基本となる。肥満はリスク要因となるので、その治療や、脂肪の摂取量を減らすことが必要だ。血糖値のコントロールも不可欠だ。食後の血糖値上昇を抑えるために、早食いをやめる、野菜・キノコ類・海草類など食物繊維が豊富に含まれた食材を摂る、グリセミックインデックスの低い(血糖値の上昇スピードが緩やかな)食品を選ぶようにしたい。「血糖値が気になる人に」と表示された特定保健用食品の、難消化性デキストリン、ポリフェノール、小麦アルブミンを利用する方法もある。ギムネマにも食後血糖値を下げる作用があるが、製品にバラつきがあるので吟味して選ぶこと。エネルギー代謝の促進にはビタミンB群も必要。栄養バランスの改善も考え、マルチビタミン・ミネラルのサプリメントを摂ることをすすめる。なお、サプリメントは予防・改善のために利用し、糖尿病の治療は医療機関で行うべきである。(小内)

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