メシマコブ

  • 免疫機能を高め、ガンと闘う力をつける

なぜ体にいいのか

メシマコブは、担子菌類のタバコウロコタケ科に属するキノコ。かつては長崎県・男女群島の女島に野生株が多かったことから、その名前が付いた。担子菌類は植物に寄生して栄養分をもらうキノコだが、メシマコブの胞子は桑の古木に寄生してコブ状の形になる。
メシマコブの胞子は糸状の菌を伸ばして成長し、それらが集まって「菌糸体」を作る。さらに菌糸体は「子実体」となり、これが食用となるキノコの本体のことだ。
メシマコブの有用性については、日本国内でも早くから注目されていた。しかし桑の木を枯らしてしまうことからすぐに伐採されてしまっていたということと、成長するまでに20~30年もかかるということで、自生のメシマコブを見つけるのは非常に困難だった。栽培も難しいのであまり研究が進まなかったが、韓国でメシマコブの菌糸体の培養に成功、「PL2」という菌株を基に薬効の研究が始まった。
メシマコブの有効成分は、多糖体にタンパク質がついたヘテロマンナン・タンパク複合体というもの。抗ガン性免疫増強作用があるので、ガン治療に効果的だという研究成果が報告された。これは、免疫力を増強させることでガンと闘う力を強める働きだ。免疫システムをもつ細胞には、マクロファージ、NK細胞、T細胞、B細胞などがあるが、いずれもメシマコブを摂ることで活性化するという。しかも抗ガン剤の副作用を軽減するという効果もある。韓国では、メシマコブが医薬品として認可されており、実際にガン治療の医療現場で使われている。
ガン以外では、免疫システムの低下による疾患、例えばアトピー性皮膚炎や膠原病などにも効果があるのではないかと見られる。また血糖値を正常にし、糖尿病の発病を防ぐという研究結果も発表されている。

摂取方法について

比較的高価だが、韓国では医薬品として使われているものが、日本ではサプリメントとして購入できる。形状には粉末、錠剤、菌糸体エキスなどがある。
韓国の病院では、ガン患者に1回1.1gずつ、1日3回の投与が一般的のようだ。メシマコブにはガンの予防効果もあるとされるので、健康維持のために使用する場合は、この量を目安に加減して服用してもいいだろう。(早川)

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