花粉

  • 前立腺疾患に働くパーフェクト・フーズ

なぜ体にいいのか

ミツバチが花の蜜を吸いながら集めたものが花粉(ポーレン:pollen)。蜜や唾液で丸めて巣に運び、働きバチのえさになる。
花粉の成分は、タンパク質、糖分、ビタミン、ミネラルなど。タンパク質は全体の約35%を占め、各種糖分が約40%。ビタミンは、ビタミンCのほかにB群が多く、なかでも美肌のビタミンともいわれるB2が豊富に含まれている。ミネラルはカリウム、カルシウム、マグネシウム、リン、鉄、亜鉛など。ほかにも核酸、酵素や補酵素などを含み、これら豊富な栄養素から、花粉は、欧米で「パーフェクトフーズ」と呼ばれている。
花粉の効用には、貧血の改善、体力の回復、滋養、精神安定などが上げられるが、特に前立腺炎や前立腺肥大症に効果があることで知られている。
これは、前立腺の病気に特有の痛みや排尿困難などの症状の改善だけでなく、前立腺疾患によって引き起こされる不妊症などにも効果があるという臨床結果も発表されている。前立腺炎、前立腺肥大症などの治療薬にセルニルトンがあるが、これは、8種類の植物の花粉の混合物エキスを主成分としたもの。前立腺の炎症を抑え、排尿の促進、頻尿、残尿感の改善に効果があり、国内でも使われている。
また花粉に含まれるタンパク質やビタミン、ミネラルは、体内の免疫細胞を活性化させることにも役立つ。

成分豆知識

ミツバチが体につけてきた花粉は、花粉ダンゴとして巣に蓄えられ、働きバチのえさになる。働きバチは花粉ダンゴを食べて分泌液を出す。これが、女王バチのえさ、ローヤルゼリーだ。サプリメントの花粉は、ミツバチが足に付けて運んできた花粉を収集し、外皮を粉砕して体内に吸収されやすくしている。

摂取方法について

日本で花粉といえば「花粉症」を思い起こすが、花粉によって繁殖する植物には、風が花粉を運ぶ「風媒花」と昆虫が花粉を運ぶ「虫媒花」の2種類がある。花粉症の原因となるのは風媒花の花粉で、スギやヒノキなどの樹木に多い。サプリメントとして利用されるのは虫媒花の花粉なので、花粉症の人でも摂取して問題はない。(早川)

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