カバノアナタケ

  • 驚異の抗酸化力をもつ幻のキノコ

なぜ体にいいのか

カバノアナタケは、ユーラシア大陸北東部や北海道に分布し、白樺やダケカンバに共生するキノコ。通常のキノコのようにカサになる部分は形成されず、表面は黒色で固くデコボコしている。
カバノアナタケの特徴は、第一にその抗酸化力だ。ガンなどの生活習慣病には活性酸素が関与しているといわれているが、わたしたちの身体の中には、本来SOD(スーパーオキシド・ディスムターゼ)という抗酸化酵素があり、活性酸素を無害化する働きをもっている。しかし加齢とともにSODは減少していくため、老化が進み、さまざまな症状があらわれてくる。
カバノアナタケには、抗酸化物質が多量に含まれており、ある実験によればカバノアナタケの煎じ液500mr中には、ビタミンE64gに匹敵するほどの抗酸化力があるという結果も出ている。実際、ほかのキノコ類と比べても突出しており、アガリクスの4倍以上という実験結果もある。
またβ-D-グルカン含有量も乾燥カバノアナタケ100g中約10gと高い。β-D-グルカンはキノコ類に多く含まれているもので、人体の免疫機能を高める作用がある。人体の免疫機能を担う細胞には、好中球、マクロファージやヘルパーT細胞、キラーT細胞、NK細胞などがあるが、異物が入ってきたときにまず働くのが好中球とマクロファージ。それでも十分でない場合、マクロファージが情報を送り、ヘルパーT細胞などが働くしくみになっている。カバノアナタケのβ-D-グルカンには、免疫細胞の要ともいえるマクロファージを活性化する働きが強いといわれている。
カバノアナタケがガンや糖尿病、高血圧、動脈硬化などの予防に効果があるといわれるのは、このように強い抗酸化力と免疫賦活作用があるからだ。免疫力をつけることでアレルギー性疾患にも作用すると考えられる。また抗ウイルス力も強く、インフルエンザやHIVウイルスにも効果があるとして注目されている。

摂取方法について

カバノアナタケを砕き、4g程度をパックに入れ、2rのお湯で20分間煎じる。お茶がコーヒー色になるのが目安だ。1日に600mr程度を2~3回に分けて飲むと効果的だという。(早川)

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