デビルズクロー

  • 副作用の心配もなく、関節炎・リウマチなどに有効

なぜ体にいいのか

デビルズクローは、アフリカの主にカラハリ砂漠に生えるゴマ科の多年草で、美しい紫か赤のラッパ型の花を付ける。実に堅い2本のトゲがあり、これが悪魔の爪を連想させることが名前の由来である。このトゲが大型動物を苦しめるところから、「ライオンゴロシ」の名前でも知られている。
ハーブとして使用するのはデビルズクローの根で、雨期の後に採集される。ヨーロッパでは古くから民間薬的に利用されてきたが、1950年、強い抗炎症作用をもっているが副作用がなく安全、とドイツでの研究結果が紹介されて以来、広く使用されるようになり、消化不良やリウマ チ疾患の治療に処方されるようになった。
デビルズクローから得られる成分は、イリドイド配糖体のハーバゴサイド、フェノール類、フラボノイド類などである。強力な抗炎症作用は、このハーバゴサイドによっていると考えられる。
まだ日本で知られるようになって間もないこのハーブは、ひざ関節痛に効き目があると紹介されていることが多いが、これは若干説明不足だ。
変形性ひざ関節炎に悩む人が多いアメリカで、関節を構成する物質となるグルコサミンとコンドロイチンを補うと、好結果が得られると紹介されて反響を呼んだ。ただ、これだけでは即効性に欠けるので、副作用なしに強力な抗炎症・鎮痛作用が得られるデビルズクローも合わせて摂ることが推薦されたのだ。
この時期に日本でも知られるようになったため、デビルズクロー=ひざ痛、関節痛と紹介されるようになったようだ。
だが、デビルズクローは、変形性関節炎はもちろん、消化を助けて食欲不振を解消する効果があることも、最近わかってきており、今後ますます重視されるだろう。

ここに注意

サプリメントとして入手できるデビルズクローは、ほとんどが関節痛向けにいくつかの成分を配合したものである。
デビルズクロー先進国ドイツの植物治療薬指針によれば、1日の処方量は1.5~4.5gの乾燥根及びそれに相当する抽出物。副作用は知られていないが、胃潰瘍、十二指腸潰瘍の人は使用してはいけない。胆石患者も服用前に医師に相談すること。(山口)

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