グレープシード

  • ぶどう種子抽出成分の強い抗酸化力

なぜ体にいいのか

フランス人は肉や乳製品をたくさん摂るのに動脈硬化や心筋症にかかる確率が低い。このフレンチパラドックス解明のかぎになったのが赤ワインだが、さらに赤ワインに含まれる成分を研究した結果、ぶどうの種子にプロアントシアニジンという有効成分があることがわかった。
プロアントシアニジンはポリフェノールの一種で、カテキンがたくさん連なったもの。抗酸化力はビタミンEの5倍もあるという研究結果もある。
プロアントシアニジンの作用としては、細胞の老化を防ぐ抗酸化作用のほかにも、関節炎などの症状を緩和する抗炎症、視力や網膜の保護、静脈瘤の症状の緩和などが挙げられており、欧州では血管治療薬として使用されているほか、米国では大腸ガン、白内障、胃潰瘍などの予防食品、さらには代替医療の現場でも採用されている。
日本でも、キッコーマンがプロアントシアニジンの抗酸化力を研究し注目された。プロアントシアニジンを摂ることで、血管内のLDLコレステロールが悪玉の「酸化LDL」に変わるのを防ぐため、高脂血症や動脈硬化の予防に効果があることが確認されている。さらに皮膚に色素が沈着するのを改善したり、疲労回復に効果があるという結果も発表された。
強い抗酸化力をもつため、サプリメントや食品の素材だけでなく、酸化による製品の劣化防止や化粧品などへの利用も進められている。

摂取方法について

グレープシードエキスの摂取量の目安は、一般的な健康維持のためなら1日50~100mg。赤ワインはぶどうの種ごと発酵させるので、プロアントシアニジンの効果をそのまま摂ることができる。赤ワイン100ccにプロアントシアニジンは約40mg含まれているので、グラス2杯程度が適量。特に赤ワインの中でも、渋味が強いワインに多く含まれているようだ。
お酒が飲めない場合は、ぶどうの種子から作られたグレープシードオイルでもプロアントシアニジンを摂取することができる。サラダなどのドレッシングに大さじ1杯(15g)程度のグレープシードオイルをなじませると、ワイン1、2杯分の効果が望めるといわれている。(早川)

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