プロポリス

  • 抗菌・抗炎症、組織再生促進により自然治癒力を高める

なぜ体にいいのか

プロポリスは古い歴史をもっている。古代エジプトではミイラの腐敗防止に、古代ギリシャ、ローマでも皮膚疾患、切り傷、感染症などの予防や治療に使われていたという記録も残されているほどだ。
プロポリスは、ミツバチが樹木から集めた樹脂にミツバチの分泌物が混合してできたもので、強い殺菌・消毒作用がある。「プロ(pro)」は「前面(を守る)」、「ポリス(polis)」は「都市」という意味で、ミツバチはこれを巣の入り口に塗ることで、内部に他の虫や雑菌が入らないようにすき間を埋め、巣を守ってきたのだ。
プロポリスの主な成分は樹脂、ミツロウ、精油、花粉などであるが、そのほかにも有機酸、脂肪酸、アミノ酸、ミネラル、ビタミンを含有する。
これらが作用して抗菌・抗炎症、鎮痛、組織再生促進、酸化防止、血液浄化、免疫力増強などの効果がみられ、また糖尿病、胃腸病、循環器障害などにも効くとされている。
さらに、プロポリスには約40種類のフラボノイドが含まれる。フラボノイドは人体の毛細血管を保護し、丈夫にすることで自然治癒力を高め、また抗ガン作用が認められているものもあり、プロポリスの多くの効用を担っているといえる。

ここに注意

サプリメントとして使用する際に注意したいのは、プロポリスの有効性は必ずしも一定であるとは限らないという点だ。
ミツバチは行動範囲にある色々な樹木から樹脂を集めてくる。例えば、抗菌・抗炎症、免疫強化の成分を多く含むユーカリやポプラがプロポリス採取の主体であれば、その症状に効き、また、針葉樹林に生息するミツバチのプロポリスは、外傷や皮膚炎により有効に作用するなど、効用にも特徴がある。このように、その症状に合った産地のプロポリスを選択することが大切だ。また飲む量や効き目には個人差があるので、専門家のアドバイスを受けることもおすすめしたい。
なお、服用法については、液状、粒状、カプセル状、ドリンク剤などがあるが、いずれも高価なものが多いので、慎重に種類を見極めたほうがよいだろう。(山口)

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