キャッツクロー

  • 免疫組織を刺激して抵抗力を高めるハーブ

なぜ体にいいのか

キャッツクローは、ペルーに自生するカギカズラ属のハーブ。葉の付け根の軸に猫のツメのようなトゲがあることから名付けられた。インカ帝国の時代からの伝承薬でもあり、ペルー先住民の間には、樹皮を煎じて飲用する方法が伝わる。
キャッツクローの有用成分には、アルカロイド、トリテルペン、キノビック酸グルコシド、ポリフェノール、プロアントシアニジンがある。作用については研究が進められている最中だが、8種のアルカロイド――イソプテロポディン、プテロポディン、イソミトラフィリン、ミトラフィリン、イソリンコフィリン、リンコフィリン、スペシオフィリン、ウンカリンが抽出されている。アルカロイドは植物で作られる窒素を含んだアルカリ性の化合物だ。そのなかでイソプテロポディンには、白血球の作用を活性化させ、免疫力を高める作用があることがわかっている。
またリンコフィリン、イソリンコフィリンには血管を拡張して血圧を下げる効果がある。さらにリンコフィリンは、血小板凝集と血栓を予防する働きをもつので、脳梗塞や脳血栓など脳卒中の予防に効果的な物質だ。
アルカロイド以外の成分では、キノビック酸グルコシドやフラボノイドには抗炎症作用があるため、痛みを伴うリューマチ、神経痛、関節痛などに効果があると考えられている。

ここに注意

キャッツクローに含まれる成分の作用についてはまだ研究されている段階だが、血管拡張作用をもつ物質を含んでいるので、降圧剤との併用は作用を増長する恐れもある。控えたほうがいいだろう。
またワルファリンなど血液凝固阻害剤を使用している場合も飲用は避けるべきだ。

摂取方法について

キャッツクローのサプリメントには、ティーバッグのほかに、樹皮エキスを粉末や錠剤にしたものがある。1日の摂取量は、粉末や濃縮エキスの場合、100~300mgを目安にしたい。(早川)

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