キノコ類由来多糖類(AHCC、霊芝、ハナビラタケ)

  • 抗ガン、免疫強化にパワーを発揮

なぜ体にいいのか

昔から広く親しまれてきたキノコ類はその種類も豊富で、成分はタンパク質や糖質、ビタミン、ミネラルに富んでいる。
その中でも注目したいのが、多糖類の一種、β-グルカン。この成分には、制ガン性があるとして注目されている。
β-グルカンは、ガン細胞に直接働きかけてガンを退治するわけではない。例えば細菌やウイルスが体内に入ってくると、マクロファージやNK細胞が働いて攻撃するのだが、この細胞を活性化して体の免疫力を高めることによって、病気のもとに抵抗していくというしくみだ。
キノコのなかでも霊芝は、主成分としてβ-グルカンのほかにステロール、トリテルペン、などを含み、免疫細胞活性化のほか、炎症やアレルギーを抑える効果をもつ。特に血栓症を予防する作用に優れている。血栓は、血管の中に血液の固まりなどが詰まることで、血液の流れを止めてしまう原因になる。脳卒中や心筋梗塞にもつながる症状だ。
AHCCは、海外でも注目されている数種類のキノコ菌糸体の抽出物で、89年にアミノアップ化学が商品化したもの。AHCC配合の商品は数多く出ているが、成分はアミノアップ化学が提供している。ActiveHexoseCorrelatedCompound(活性化された多糖類関連化合物)の頭文字から付けられたもので、キノコの名前ではない。AHCCの効用については多くの医療機関から臨床結果が報告されており、免疫賦活作用のほかにガン、糖尿病、肝障害などの病気に効果があるといわれている。
またβ-グルカン含有量がアガリクスの3倍ともいわれ、注目されているのがハナビラタケ。自生のものは少なく、「幻のキノコ」と呼ばれていたが、研究の結果、人工栽培が可能になった。ハナビラタケのβ-グルカンは、抗ガン作用が高いβ-(1→3)Dグルカンがほとんどで、これはどのキノコに比べても圧倒的な多さだ。

摂取方法について

キノコの成分をより効率よく体内に吸収させるためにはサプリメントで摂るのもいいだろう。免疫力を高める効果は、腸の内壁にある免疫細胞に作用して発揮されるので、空腹時に摂取すると効果的だ。ただし多糖類を含む食品は、飲みすぎると下痢を起こす場合もあるので注意。(早川)

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