ガラナ

  • アマゾンが育んだ強壮と鎮痛効果の樹

なぜ体にいいのか

ガラナはアマゾン原産のツル性植物。小さな実は熟するとはじけ、黒い種が姿を現す。熱帯雨林の先住民は、この種をペースト状にして食し、薬用効果を活かしていたといわれている。その用途は興奮剤、鎮痛剤、下痢治療であったらしい。
ガラナに多く含まれる有効成分は、研究者たちの間では当初ガラニンと呼ばれていたが、後にコーヒーなどでおなじみのカフェインと呼ばれるようになった。ガラナのカフェイン含有量は、コーヒーの3倍にも及ぶ。ほかにテオフィリン、テオブロミンなども含まれる。カフェインはアルカロイドの一種で興奮作用、テオフィリンは鎮痛作用、テオブロミンは神経興奮作用がある。
こうした成分から、ガラナの身体症状に対する効能としては、鎮痛、解熱、強壮などが挙げられ、アメリカでは疲労回復効果、肉体的耐久力、スタミナ増強の作用で人気のサプリメントとなっている。
原産国ブラジルでも毎日欠かさずに摂る健康強壮剤として多くの人が愛用し、体力消耗、眠気防止、浄血、腹の張り、肥満、消化不良、疲労回復、動脈硬化に有効であることが広く知られている。
最近の研究では、ガラナの服用による血液中の血小板凝固の抑制、さらには記憶力の向上も実証されている。この研究によると、ガラナから抽出したカフェインだけの投与よりも、ガラナの種全体から抽出したエキスのほうがより効果的であるという。記憶力の向上効果については、種に含まれているカテキンが関係しているとの報告もある。

成分豆知識

ガラナは肌への収斂効果や爽快感を与える効果から、ボディケア商品にも応用されている。また、脂肪分解作用や血管拡張特性があることから老廃物質等を除去する用途でも用いられている。

摂取方法について

米国内では発売されるガラナエッセンスはカフェイン含有量5~15%でタブレットやカプセルの形状になっている。治療学的には1日1~3gの服用がよいとの報告もあるので覚えておこう。(早川)

サプリメントデータベース

  1. サプリメントデータベース

    サプリメントデータベースは「素材」と、気になる体の「症状」の双方から情報を検索でき、 …

乳酸菌データベース

  1. 乳酸菌データベース

    乳酸菌データベースは、乳酸菌の「効能」と「分類」の双方から情報を検索でき、 …

発売中の書籍

ピックアップ記事

  1. 「サプリメント健康事典」出版記念シンポジウムのご報告
    2015年12月2日、『サプリメント健康事典』の出版記念シンポジウムが、神保町の学士会館で行われ…
  2. 「サプリメント健康事典」書籍紹介
    2015年4月の機能性表示改正後、初めての総合的なサプリメントに関する一般書として、集英社から出版さ…
  3. 今年、閣議決定を受けて食品表示に関する規制改革が進められ、43年ぶりの改正となる新たな食品表示制…
ページ上部へ戻る