北虫草(ほくちゅうそう)

  • 免疫力アップでガンや糖尿病の予防に働く

なぜ体にいいのか

中国で昔から万病の薬として珍重されてきた冬虫夏草(とうちゅうかそう)の良質な菌のみを採取して人工栽培し、有効成分の含有率をさらに高めたのが、北虫草だ。純粋培養されたキノコの一種で、カイコガの幼虫(蚕)に寄生するもの。現在、世界中で約350種類ある虫草類の中でも、特に栄養価がすばらしいといわれている。
上質のタンパク質を豊富に含み、人体に必要なバランスのよい18種類のアミノ酸を網羅している。またセレン、亜鉛、リン、マンガン、マグネシウム、鉄、銅、など20種類以上のミネラルも含んでいる。なかでも「命の源」、「抗ガンの王様」などといわれるセレンは、化学肥料や農薬、環境ホルモンにより現代社会では摂取が困難な栄養素だが、北虫草には冬虫夏草の約3倍も含まれる。また、活性酸素を除去するSODも豊富に含まれている。
そのほか北虫草には、虫草酸、虫草素、虫草多糖の、3種類の特殊成分が豊富に含有されている。
虫草酸は、血圧降下や狭心症、心筋梗塞に対して予防効果があるカルシウム拮抗剤としての作用をもつものとして知られている。ストレスや生活習慣の乱れによってドロドロになった血液をサラサラに整える作用があるともいわれている。
虫草素は、骨髄の造血作用を促進させ、血小板の成長を増強したり、免疫力を高めたりする機能があるとされる。これは例えば、ガン細胞の合成を阻止する働きなどにつながる。免疫力を高める効用は虫草多糖にもあり、白血球のひとつであるマクロファージの働きを促進する効用が認められている。これによって、ガン細胞の拡散を防ぎ、白血球の減少も抑止する。現在はHIV治療にも有望視されており、研究開発が進められている成分だ。

摂取方法について

現在日本では乾燥品をはじめ、粉末、カプセル、ドリンク剤などが市販されている。乾燥品は、湯で煮出して抽出液を飲むほか、焼酎や日本酒に1週間ほど漬けこんで北虫草酒として飲んでもよい。料理の材料として使うこともできる。(早川)

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