パパイヤ酵素

  • 消化を助ける万能酵素

なぜ体にいいのか

パパイヤは中南米などの熱帯アメリカ原産の植物。最近では沖縄でも栽培されており、果実はビタミンCの含有量が多く、また疲労回復に効果があるクエン酸やリンゴ酸も含んでいる。またキモパパイン、プルテアーゼ、パパインなどの消化酵素を含むことでも知られており、その代表的なものがタンパク質分解酵素、パパインだ。パパインは、青い果実を傷つけたときに出る乳液状の果汁の中に多く含まれている。
わたしたちの身体のなかでは、生命活動を助けるためにさまざまな酵素が働いている。食べたものを分解する酵素もそのひとつで、脂質を分解する酵素、炭水化物を分解する酵素、タンパク質を分解する酵素などがある。パパインにはこの3つの栄養素を分解する作用があり、消化不良や胃もたれなどを緩和する効果があるといわれている。胃腸の粘膜をやわらげる働きもあるので、効果が早くあらわれるようだ。
さらにパパインには、痛みのもとになるヒスタミンを分解し、痛みを和らげる効果もあるという。抗菌・抗炎症作用にも優れ、傷や火傷の外用薬としても使われている。また花粉症の症状緩和など、アレルギー性疾患にも効果があるとされている。
またパパインは、食物の分解だけでなく、血管内のコレステロールやタンパク質分解にも効果があるともいわれており、高脂血症や糖尿病、高血圧などの症状改善にも効果が期待されている。

成分豆知識

パパインには、肉を軟らかくする作用があり、硬い肉をパパイヤ果汁に漬け込むと軟らかくなることで知られている。またビールの清澄剤や、食用としてではないが、皮のなめしなどにも使われている。

摂取方法について

パパインの効果は、果実が青いものほど強い。パパイヤ果実はスーパーなどでも手に入るようになったが、生のままで食べられるような黄色く熟しているものは、パパインの効果もうすれている。青いパパイヤを炒め物にして食べたり、肉料理の前菜やサラダにして付け合せると、パパインの働きで消化にもよい。
サプリメントとしては、青いパパイヤの果実や幹からとった乳汁を乾燥させて生成したエキスや粉末がある。(早川)

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