ラズベリー

  • 抗酸化作用をもち、ダイエット成分としても注目

なぜ体にいいのか

ラズベリーはキイチゴの一種でバラ科の植物。風味が良く、ジャムなどの加工品によく使われる。果実にはビタミンCや鉄分、カルシウム、カリウム、亜鉛などのミネラルのほか、ケルセチン、ルテイン、エラグ酸やクエン酸、ポリフェノール類も豊富に含まれている。
ポリフェノールは抗酸化作用があることで知られているが、ラズベリーに含まれるアントシアニンは、特に眼精疲労や目の病気に効果がある。目の網膜にはロドプシンという物質があり、光刺激を感知する重要な働きを持っている。これが少なくなると目が疲れたり、見えにくくなるといった症状があらわれる。アントシアニンは、ロドプシンの合成を促す働きを持ち、目の疲れを緩和する作用がある。
エラグ酸にも抗酸化作用があり、特に細胞の突然変異や発ガン物質を抑制する働きがある。またメラニン色素をつくりだすチロシナーゼという酵素の働きを抑え、美白に効果があるといわれている。ミネラル類では、亜鉛を含んでいるので、亜鉛不足による味覚障害なども予防できる。
ほかにも月経周期の乱れを改善したり、生理痛をやわらげるといった効果があげられている。
さまざまな成分を含むラズベリーだが、最近、ラズベリーの香り成分に皮下脂肪を減らす作用があるとして話題になっている。この効果があるのは「ラズベリー・ケトン」という成分で、カネボウから発表された。ラズベリー・ケトンはトウガラシに含まれるカプサイシンに構造が似ているが、カプサイシンよりも刺激が少ない。また脂肪を分解、燃焼させるとともに、吸収をおさえる作用があるという。同社からはラズベリー・ケトンを利用したダイエットドリンクやガム、お茶、錠剤や身体に貼って成分を吸収させるジェルシートなども発売されている。

摂取方法について

ラズベリーの果実は日持ちしないためジャムなどで利用されているが、生食としても食べられる。サプリメントでは、エキスや錠剤などのほかにお茶で飲めるラズベリーリーフもある。これは特に女性ホルモンの分泌を整えるという目的で利用されているようだ。(早川)

サプリメントデータベース

  1. サプリメントデータベース

    サプリメントデータベースは「素材」と、気になる体の「症状」の双方から情報を検索でき、 …

乳酸菌データベース

  1. 乳酸菌データベース

    乳酸菌データベースは、乳酸菌の「効能」と「分類」の双方から情報を検索でき、 …

発売中の書籍

ピックアップ記事

  1. 「サプリメント健康事典」出版記念シンポジウムのご報告
    2015年12月2日、『サプリメント健康事典』の出版記念シンポジウムが、神保町の学士会館で行われ…
  2. 「サプリメント健康事典」書籍紹介
    2015年4月の機能性表示改正後、初めての総合的なサプリメントに関する一般書として、集英社から出版さ…
  3. 今年、閣議決定を受けて食品表示に関する規制改革が進められ、43年ぶりの改正となる新たな食品表示制…
ページ上部へ戻る