目が疲れる

メカニズム

目の周辺には数えきれないほどの毛細血管が走り、目に栄養と酸素を供給している。目の使いすぎで毛細血管の血行が悪くなるのが、いわゆる疲れ目と呼ばれる状態で、医学的には「眼精疲労」という。目がしょぼしょぼする、充血する、ものが霞んで見えるなどの不快な症状が出るが、それをがまんしていると肩こりや頭痛、さらに集中力低下や全身疲労などにも発展しやすい。現代人は目を酷使し続けている。きつい照明、エアコンで乾燥した空気、パソコンやテレビ、度の合わないメガネ、コンタクトレンズの長時間使用、紫外線、タバコや排気ガスなど汚れた空気、ストレスと、疲れ目の原因を挙げればきりがない。目の疲れを訴える人の約6割は、ドライアイの症状があるという。ドライアイとは、涙の分泌量が減り、眼球の表面にドライスポットという乾燥した部分ができた状態。長時間、パソコンの画面などを凝視していると、まばたきの回数が減って涙の分泌も減少する。オフィスの乾燥した空気で目の表面も乾く。初期のうちは自覚症状がないため、気づかないうちに進行する。目が重たく感じる、目薬が手放せない、わけもなく涙が出る、ゴロゴロする、湯気があたると目が楽などの症状があったら、ドライアイかどうか診断を受けよう。

解消・予防のためのアドバイス

室内光を調整する、パソコン作業は1時間続けたら10分休む、広々とした景色を見て疲れを癒す、目の周りをマッサージする、紫外線の多い日はサングラスをするなど、目の負担を軽減することが大切。目薬は防腐剤の入っていないものを選びたい。サプリメントでは、ブルーベリーと、その中でも野生種のビルベリーがよく使われる。色素成分のアントシアニンが目の疲れやちらつき、視野が狭くなるなどの症状を改善するほか、視力低下にも効果がある。ビタミンでは網膜のタンパク質であるロドプシンの材料となるビタミンA、視神経の働きをよくするビタミンB群が欠かせない。抗酸化作用のあるルテインもおすすめ。緑黄色野菜に含まれるカロテノイドの一種で、眼精疲労だけでなく、最近増えている黄斑変性症(網膜中央部の黄斑の視神経が紫外線などで酸化ダメージ受ける)、緑内障や白内障にも効果がある。(鹿島田)

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