レッドクローバー

  • のぼせやイライラなど、更年期症状を緩和

なぜ体にいいのか

レッドクローバーは和名をムラサキツメクサといい、赤詰草などとも呼ばれる。クローバーの名でおなじみのシロツメクサと同じマメ科の植物だ。シロツメクサとは葉の形が異なり、その名の通り赤紫の花をつける。イソフラボンを豊富に含むレッドクローバーは、ヨーロッパで更年期症状を改善する医薬品素材として認知されており、その効果は多くの臨床データ、研究により科学的に証明されている。日本などアジアの国々と違い、イソフラボンの供給源となる大豆を食べる習慣のない欧米諸国では更年期障害は深刻な問題だ。特にアメリカでは中高年女性の3人に1人が更年期症状に悩まされているといわれる。女性ホルモンには卵胞ホルモンのエストロゲンと黄体ホルモンのプロゲステロンの2種類があり、両者のバランスによって月経周期をコントロールしている。閉経後は急速にエストロゲンの分泌量が減り、ホルモンバランスをくずすことでさまざまな更年期症状を発現させる。イソフラボンの分子構造はエストロゲンに良く似ており、フィト(植物)エストロゲンとも呼ばれ、ヒトの体内でエストロゲンと同じ働きをすると考えられている。エストロゲンの減少はのぼせ、ほてり、イライラなど更年期症状のほかに悪玉(LDL)コレステロールの増加や骨粗しょう症などを招く原因となるが、イソフラボンを摂取することでこれらの症状を緩和することも期待できる。レッドクローバーに含まれる4種のイソフラボンのうち、バイオカニンA、フォルモノネチンは大豆には含まれないイソフラボンで、摂取された後、肝臓で活性型イソフラボンに変わる。この2成分は選択的エストロゲン調節物質と呼ばれ、エストロゲン拮抗作用と促進作用の両方を併せ持ち、必要量以上は尿中へ排出されることで体内のエストロゲン量を適正に保つ。レッドクローバーはイソフラボンの他にポリフェノールを多く含み、抗酸化力も高い。米国食品・医薬品認可局(FDA)では、安全な物質(GRAS)として認定している。

摂取方法について

イソフラボンとしての摂取目安量は1日あたり40mgだ。サプリメントとして摂取するのが一般的だが、ハーブティーとしても手に入れることが可能。レッドクローバーのハーブティーはヨーロッパで古くから健康茶として親しまれている。(早川)

レッドクローバーに関連する症状

サプリメントデータベース

  1. サプリメントデータベース

    サプリメントデータベースは「素材」と、気になる体の「症状」の双方から情報を検索でき、 …

乳酸菌データベース

  1. 乳酸菌データベース

    乳酸菌データベースは、乳酸菌の「効能」と「分類」の双方から情報を検索でき、 …

発売中の書籍

ピックアップ記事

  1. 「サプリメント健康事典」出版記念シンポジウムのご報告
    2015年12月2日、『サプリメント健康事典』の出版記念シンポジウムが、神保町の学士会館で行われ…
  2. 「サプリメント健康事典」書籍紹介
    2015年4月の機能性表示改正後、初めての総合的なサプリメントに関する一般書として、集英社から出版さ…
  3. 今年、閣議決定を受けて食品表示に関する規制改革が進められ、43年ぶりの改正となる新たな食品表示制…
ページ上部へ戻る