ローズヒップ

  • 極めて豊富な天然ビタミンC源で効率よく疲労回復

なぜ体にいいのか

ローズヒップはヨーロッパ産の野バラの実である。「ビタミンCの爆弾」と称されるくらいビタミンCが豊富で、その量はレモンの数十倍といわれている。北ヨーロッパでは、冬の間にビタミンC不足から起こる病気の予防に、古くからお茶として愛飲されてきた。
通常、ビタミンCは熱を加えると破壊されてしまう成分だが、このローズヒップに含まれるビタミンCは、バイオフラボノイドを20%含んだ天然水溶性ビタミンなので、熱を加えても壊れにくい。しかもローズヒップに含まれる酵素とバイオフラボノイド(ビタミンP)が吸収を助け、酸化を防いでくれるので、通常より効率よく体内で作用する。
そんなローズヒップは、喫煙者には特に摂ることをおすすめしたいハーブである。なぜなら、ビタミンCの摂取量は、成人で1日約50mgが目安だが、タバコを1本吸うだけで、25~100mgのビタミンCが破壊されてしまうからだ。
ローズヒップについては、ビタミンCによる疲労回復や風邪予防の効果のほかにも、トマトと同じ成分リコピンによる利尿作用や便秘解消などの効果も報告されている。またローズヒップは、そのほかにも、ビタミンA、B、E、カロチンなどの栄養素を豊富に含む。効用としてはほかに、抗酸化、抗ストレス、有害物質排出、頭痛・肩こり解消、インターフェロン誘発、コレステロール正常化、血液の浄化、白内障予防などが認められている。

摂取方法について

ローズヒップは通常、お茶にして摂取する。「ローズヒップティー」として販売されているものが多いが、ホールの場合はつぶして、約5~10分間浸出する。
ローズヒップの量を多めにすると、とろみと濃くて深い味わいが出て、飲みやすくなる。しかし酸味はかなり強いので、酸っぱいものが苦手な人には、ハチミツを加えて飲むのがおすすめだ。ちなみに、昔からローズヒップティーが親しまれているドイツでは、カルカーデ(ハイビスカス)を配合して飲むのが一般的である。(浜田)

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