紅茶

  • 強力な抗酸化作用と抗ウイルス効果。飲むだけでなくうがいも有効

なぜ体にいいのか

午後のティータイムを彩る、香り豊かな紅茶。しかし、紅茶は愉しい時間を演出するだけではなく、さまざまな健康効果が期待できる健康飲料なのだ。
茶類は、茶葉をまったく発酵させない不発酵茶(緑茶)、発酵途中で酵素活性を止めた半発酵茶(ウーロン茶など)、そして紅茶のように十分発酵させた強発酵(全発酵)茶などに分類される。
茶類にはカテキン(ポリフェノール)が豊富に含まれているが、紅茶ではこのカテキンが発酵過程で、茶葉中の酵素により酸化重合し、テアフラビン(一般に紅茶フラボノイドと呼ばれている)に変化している。テアフラビンは紅茶のあの美しい赤味の色素であるとともに、カテキン同様、強力な抗酸化作用をもつ成分でもある。
カテキンが酸化されると、抗酸化作用が弱まるという意見もあるが、生体内では、テアフラビンは、未酸化のカテキンよりも活性酸素の酸化防止能力が強いという測定結果もある。つまり紅茶は、活性酸素によって引き起こされる生活習慣病(高血圧、脳卒中、心臓病、糖尿病など)の予防、老化の抑制(血管などがもろくなるのを防ぐ等)、美容(メラニン色素生成を防ぐ)等には十分効果が期待できるということだ。

ここに注意

ミルクティーは美味しいが、残念ながらミルクは紅茶の機能性を阻害する。紅茶にミルクを加えると抗酸化力が2割減少する。また、抗菌作用は大幅に低下する。(浜田)

摂取方法について

紅茶は飲むだけでなく、うがいしたり塗布することでも効果が期待できる。
紅茶のテアフラビンは、ウイルスの種類に関係なくインフルエンザのウイルス粒子を凝集させ、感染力を失わせることがわかっている。なので、紅茶によるうがいは、インフルエンザの予防には有効だ。喉から鼻にかけて、粘膜全体に紅茶が行き渡るようにうがいしよう。ただし、これはあくまでも予防効果。ウイルスが細胞内に入り込み、増殖し始めた状態では作用は及ばない。
紅茶ポリフェノールは白癬菌に対する殺菌効果が証明されている。したがって、紅茶の茶殻で患部を洗浄すると、水虫・たむしの治療効果が期待できる。

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