黒酢

  • 健康効果の秘密は特有の琥珀色にあり

なぜ体にいいのか

そもそも、酢は殺菌効果や食欲を増進させる作用、ビタミンCを破壊する酵素を抑えるなどといったさまざまな効用があることで知られているが、黒酢にはこれらの効果効能に加え、さらに血糖値上昇の抑制、血圧値の正常化、コレステロールや中性脂肪の減少、アレルギー症状の改善、肝機能や筋肉痛の回復作用などがあるといわれている。
黒酢は天然の醸造酢の中でも発酵、熟成にかける期間が1~3年と長く、健康効果が得られる秘密はその製造工程によるところが大きい。熟成期間を長く置くことで麹菌や乳酸菌の作用が進み、うま味や香りが強くなるほか、黒酢の特徴でもある琥珀色が徐々に増していく。
この色素は、有機酸、ビタミンCなどの水溶性ビタミン、ミネラル、必須アミノ酸などの有効成分が多く含まれている証でもあるのだ。
米や玄米を原料とする黒酢の特徴的な成分として、必須アミノ酸が挙げられるが、これは人体では合成できない成分で、代謝をコントロールする作用や神経の安定、コレステロールや中性脂肪、血糖値の調整に働いている。
江戸時代から伝統の製法が受け継がれている鹿児島県の「つぼ酢」が有名で、薩摩焼の壷の中で作られる。つぼ酢の有効性は黒酢の中でも顕著であり、特にアトピー性皮膚炎などのアレルギーの改善に役立つことが明らかになっている。

摂取方法について

健康効果を期待するなら、1日に10~20cc程度を目標摂取量に。
酢は、一般的に刺激が強く胃の粘膜を傷めることもあるため、空腹時の飲用は避けたほうがベター。酢の物やマリネ、甘酢あんかけなどの料理に用いたり、健康食品の飲料やカプセルなどのサプリメントをうまく利用しよう。そのままで飲む場合も、ハチミツなどを加えたり、牛乳やジュースで割るとおいしく摂ることができる。(浜田)

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