めまいがする

メカニズム

めまいの症状は人によって異なるが、次のように大別される。ひとつは回転性のめまい。自分の体の周りのものがぐるぐる回る感覚に襲われる。立っていられなくなったり吐き気をもよおすこともある。ある一定の頭位をとると起こる「良性発作頭位変換性めまい症」である場合が多いが、「メニエール病」なども疑われる。周囲がゆらゆら揺れる、体がふらふらするような感じは非回転性めまい。症状はそれほど強くないが、長く続くことが多い。内耳炎、突発性難聴、脳血管障害、高血圧・低血圧などによるもので、ストレスが関係している場合もある。歩行中、右左に体が揺れる感じがする場合は平衡失調。メニエール病、中耳炎、聴神経腫瘍のほか、薬の副作用で起こる内耳障害も疑われる。立ちくらみもめまいの一種。脳に流れる血液が一時的に不足するために起こる生理現象で、病気の可能性は低い。女性のめまいは、PMS(月経前症候群)、更年期、ストレスが原因であることが圧倒的に多く、メニエールや難聴、脳の異常はそれに比べて少ない。めまいや耳鳴りがある場合はまず、耳鼻咽喉科や脳外科を受診して、耳や脳に異常がないか検査を受けること。また、内科で高血圧症、動脈硬化、糖尿病などの病気が隠れていないか診てもらう。その後、産婦人科の受診をすすめる。ホルモンバランスが崩れていたり、過度なストレスや不規則な生活習慣で自律神経が乱れ、めまいや耳鳴りを慢性化させている場合もあるので、女性外来や心療内科で心身両面からの治療が必要になるケースもある。

解消・予防のためのアドバイス

不規則な生活を改善するのが、めまい予防に効果的だ。休息、栄養、適度な運動を取り入れて生活リズムを整えよう。ゆっくりお風呂に入るなど、リラックスすることも大切。逆にタバコ、過度のアルコール、カフェイン、香辛料は症状を悪化させる。栄養面で効果的なのはビタミンB群。神経の代謝を促すB12は、めまい・耳鳴りの治療薬として使われる。脳や体の疲労回復に必要なB1、B2、神経の働きを安定させるB6も合わせて摂りたい。貧血によるめまいには鉄が有効。女性には、体を温めるイラクサ(ネトル)、滋養強壮効果のある高麗ニンジンもおすすめだ。(川嶋、対馬)

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