ムコ多糖類

  • 水分を保ち、細胞をつなぐ潤滑油

なぜ体にいいのか

ムコ多糖類はゾル―ゲル状の物質で、人間の関節や皮膚、腱、内臓、角膜などあらゆるところに存在し、細胞と細胞をつないでいる。保水性に富み、肌の健康を保つだけでなく、各関節のクッションの役割を果たしたり、滑らかな動きをサポートする働きがある。水分保持のほか、血液が固まるのを防いだり、コレステロール値の低下といった働きもしている。ヒアルロン酸、コンドロイチン、デルマタン硫酸などはムコ多糖類の仲間だ。

コンドロイチン硫酸

人の脊髄や関節の軟骨、骨、靭帯、皮膚、目の角膜や水晶体に存在する。保水性にすぐれ、皮膚の潤いを保ち、関節の動きをスムーズにする働きがある。不足すると関節炎や骨折、しわやかさつきなど肌の老化、眼精疲労などが起こる。コンドロイチンは体内で合成されるが、年齢とともに不足してくる。1日の必要量は400mg。サプリメントで賢く補給したい。また関節痛や腰痛の緩和には、グルコサミンを併用すると相乗効果が期待できる。

ヒアルロン酸

コンドロイチンと同じ働きをもち、ムコ多糖類の中でも保水力に優れている。細胞と細胞をつなぐ結合組織に多く存在し皮膚のみずみずしさに大きく関わっている。
ヒアルロン酸も年齢とともに減少する。すると、皮膚の水分が減少し、栄養分の運搬もスムーズに行われなくなり、皮膚が弾力を失ってくる。また血液が滞りやすくなるため、動脈硬化の危険も出てくる。ヒアルロン酸はビタミンC、E、カルシウムといっしょに摂ると効果が高まる。

デルマタン硫酸

真皮内部と表皮に存在し、皮膚密度を高めることで紫外線から肌を守っている。ムコ多糖類特有の保水力にも優れている。

摂取方法について

ウナギ、豚足、魚のヒレ、アンコウなどネバネバした食品に多く含まれている。サプリメントの原料になるのは、主に、サメの軟骨に含まれているものだ。体内ではコラーゲンといっしょに存在していることが多いので、コラーゲンと同時に摂ると効果がアップするという。(早川)

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