妊娠を望んでいる

メカニズム

「なかなか子どもができない」と悩むカップルが増えている。結婚して避妊せずに性生活を行っているのに、2年経っても妊娠しないと、一般的には不妊症と診断される。なぜ2年かというと、「避妊しない夫婦の約90%は2年以内に妊娠する」というデータがあるからだ。不妊症は病気と認識されにくいが、生殖機能が正常に機能していれば妊娠するわけだから、やはり何らかの異常があると考えられる。女性要因としては、排卵障害、卵管障害、ホルモン異常、子宮の異常などが挙げられる。卵巣機能は35歳頃から低下するので、晩婚化も要因の一つという見方もある。最近増加している性感染症も不妊の原因となる。男性要因は、精子の数(乏精子症、無精子症)と動き(精子無力症)に問題がある場合が多いが、性交障害や射精障害が原因の場合もある。原因は男女半々。原因不明のケースも不妊全体の3割を占める。マスコミなどで不妊症が取り上げられる機会が増えたためか、「自分も不妊症では?」と心配する人が増えた。不妊症を疑うなら、女性は産婦人科、男性は泌尿器科などを受診して、双方が検査を受けること。原因をつきとめて、自分たちなりの治療方針を決めて進めていくことが重要だ。

解消・予防のためのアドバイス

検査、治療を受ける一方で、男女ともに妊娠しやすい身体づくりに努めることも大切だ。ストレス、不規則な生活、食生活の乱れ、冷え、環境ホルモン、タバコなどマイナス要素はできる限り遠ざけたい。食生活の面では、旬の食材をバランスよく食べよう。卵巣の機能を維持したり、精子数を増加させる働きがあるビタミンE、生殖機能を維持するビタミンA、胎児の先天異常を防ぐ葉酸、精子の形成に不可欠で、かつ胎児の成長にも不可欠な亜鉛を含む食品がおすすめ。ただし、単品の大量摂取は過剰症などの危険があるので禁物だ。サプリメントで補給する場合もマルチビタミン・ミネラルで摂取すること。月経周期を調えたい人はイソフラボンを含む大豆製品や、ハーブのラズベリーリーフやチェストベリーを。疲労回復にはウナギ、山芋などのねばねば食品、ニンニクがおすすめだ。(対馬)

この症状に関連する成分

サプリメントデータベース

  1. サプリメントデータベース

    サプリメントデータベースは「素材」と、気になる体の「症状」の双方から情報を検索でき、 …

乳酸菌データベース

  1. 乳酸菌データベース

    乳酸菌データベースは、乳酸菌の「効能」と「分類」の双方から情報を検索でき、 …

発売中の書籍

ピックアップ記事

  1. 「サプリメント健康事典」出版記念シンポジウムのご報告
    2015年12月2日、『サプリメント健康事典』の出版記念シンポジウムが、神保町の学士会館で行われ…
  2. 「サプリメント健康事典」書籍紹介
    2015年4月の機能性表示改正後、初めての総合的なサプリメントに関する一般書として、集英社から出版さ…
  3. 今年、閣議決定を受けて食品表示に関する規制改革が進められ、43年ぶりの改正となる新たな食品表示制…
ページ上部へ戻る