黒大豆

  • 抗酸化作用にすぐれたベストバランスの食品

なぜ体にいいのか

黒豆の黒い皮の色素にはアントシアニンという成分が含まれている。アントシアニンはブルーベリーに多く含まれることでも知られているが、目の健康維持に働く物質だ。
網膜には、光の刺激を脳に伝える働きをもつロドプシンという物質がある。ロドプシンは光の刺激で変化し、その変化を神経に伝達していく。すぐにもとの物質に戻るが、ロドプシンを作っているビタミンA(レチノール)が不足していたり、光に酸化されると網膜がダメージを受けてしまう。アントシアニンは、ロドプシンの生産能力を高めて、再合成させる働きを持っているため、視力低下をはじめさまざまな病気の予防に効果がある。またアントシアニンには抗酸化作用があるため、血管を強く保ち、血行を促進する作用がある。血流がよくなれば、冷え性や肩こり、腰痛といった症状も緩和される。
さらに黒大豆に含まれるレシチンやサポニンも血中コレステロールを下げたり、中性脂肪を抑える働きをするので、アントシアニンとの相乗効果で血流の改善に働く。これによって動脈硬化や高脂血症、脳血栓などの病気を防ぐことにもつながるのだ。
イソフラボンも豊富に含まれている。これは、女性ホルモンであるエストロゲンに似た働きをし、ホルモンバランスを整えるため、更年期特有の不快症状を緩和する働きを持つ。そもそもエストロゲンには骨からカルシウムが溶け出すのを抑える働きがあるが、更年期の女性はエストロゲンが減少するため、骨に含まれるカルシウムも失われがちになる。しかしイソフラボンがエストロゲンの働きを補うことによって、骨粗鬆症の予防にもなる。
黒大豆は成分からみてもバランスがよく、マグネシウムやカルシウムなどのミネラルやビタミン類が豊富に含まれている。

摂取方法について

アントシアニンなどの有効成分を効果的に摂るなら黒豆茶がいいだろう。10g程度を1rの水に入れて、黒い色素が出るまで3~5分煮出す。他にも黒豆きなこ、黒豆ココアなどもある。
黒大豆の煎じ汁はのどによく、喘息にも効果があるとされている。(早川)

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