イチョウ葉

  • 血行を促進して、ボケを予防・改善

なぜ体にいいのか

イチョウは生命力が強く、2億年も前から存在するといわれている。そのイチョウの葉を乾燥させてアルコールで成分を抽出したものがイチョウ葉エキス。血行促進や痴呆の予防改善効果がある成分として知られている。ドイツやフランスなどでは血流改善薬として認められており、脳梗塞などの脳血管障害、アルツハイマー病や脳血管性痴呆などの治療に利用されている。
イチョウ葉エキスの主成分はフラボノイドとギンコライド。フラボノイドは30種類以上含まれており、ルチンをはじめとするこれらのフラボノイドは、強い抗酸化力で毛細血管を保護して強化する働きをもつ。ギンコライドはイチョウ葉だけに含まれている物質で、血液の流れを良くし、血小板が固まるのを抑えて血栓ができにくくする。また活性酸素が過酸化脂質を作るのを妨げて、脳細胞が死滅するのを防ぎ、アレルギーも改善する。
抗酸化作用や血流改善により、脳の機能にも改善が見られるという。例えば記憶力、集中力、思考力の低下、不眠、目や耳の衰え、老人性痴呆、アルツハイマー病などの加齢に伴う症状にも効果が認められている。痴呆症は脳梗塞が原因である脳血管型と、脳全体が萎縮するアルツハイマー型に分かれ、アルツハイマー型の原因は解明されていない。痴呆症では脳の神経細胞が死んでしまうが、この原因のひとつがストレスである。ストレスによって生じる活性酸素が体内のいたるところを攻撃し、脳の神経細胞もその標的になる。イチョウ葉エキスは、強い抗酸化力で活性酸素を除去して脳を守る働きがある。

ここに注意

摂取量の目安はエキスにして1日120mg。1日3回、食後に飲むと吸収が良くなる。
ただしイチョウにはギンコール酸というアレルゲン物質がある。イチョウに触れるとかぶれるというのは、このギンコール酸が作用しているからだ。サプリメント原料に使われる抽出物の場合、ギンコール酸は除去されているが、お茶になっているものは除去されていないので注意が必要だ。またワーファリンなど抗凝血剤を使用している人は、効果が強まる危険があるので使用を控えよう。(山口)

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