小麦胚芽・小麦胚芽油

  • ビタミンEのパワーで若々しい体を保つ

なぜ体にいいのか

小麦のぬか部分を小麦胚芽、この胚芽から抽出された油を小麦胚芽油と呼ぶ。元来小麦は栄養バランスがよい穀物類のひとつだが、わずか2%に満たない胚芽部分を取り除いた小麦粉として使う習慣が広まっており、これが栄養の偏りを招く原因にほかならないといわれている。
小麦胚芽は、脂質、ビタミン類、ミネラル、食物繊維、タンパク質の宝庫で、特筆すべきはビタミンEの力である。このビタミンEの約70%を占める「α-トコフェロール」には、過酸化脂質を生成するのを防ぐ効用があり、血管を若く、血をサラサラにする働きが強い。そのため、脳の酸素補給に役立つほか、新陳代謝を促し細胞を活性化させる役割ももっている。さらに、抗酸化作用が肌のシミを予防することや生殖機能を回復する効用も認められており、体の内部とともに、みた目にも若々しい体を維持させてくれるのである。
疲労感や便秘、脚気の予防・改善をするにはビタミンB1が効果的である。近年、インスタント食品や炭酸飲料を多く摂ることでビタミンB1の欠乏が起き、それによる若者の無気力さが指摘されているが、欠乏を補う小麦胚芽及び小麦胚芽油を食生活に取り入れることをおすすめしたい。ほかにも、糖質の代謝を促し、カルシウムの吸収を高めてくれる効果があると報告されている。
小麦胚芽油には、小麦胚芽の効能に加えて油特有の作用があることにも注目すべきだろう。リノール酸、リノレン酸などの必須不飽和脂肪酸が豊富である。

摂取方法について

血行を促進して貧血の症状を緩和したい人や若々しさを保つビタミンEの効用を重視するなら、小麦胚芽よりも小麦胚芽油で摂取するのが適当。脂溶性であるビタミンEは、小麦胚芽油の方により多く含まれているためである。また、便秘解消や痔の緩和に効く食物繊維の効果を期待する人は、小麦胚芽で摂るとよい。製品には、粉末やシリアル、フレークなどがあるが、脂肪分の有無はそれぞれに異なるため、表示成分のチェックをおすすめする。(早川)

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