モロヘイヤ

  • ガンを予防し、虚弱体質改善・疲労回復にも

なぜ体にいいのか

モロヘイヤは、日本では目新しい部類に入る緑黄色野菜である。またの名をツナソ(英語名ジュート)といい、繊維採取に使われる一年草の一種である。インドやエジプトを中心とする中東地帯では古くから幼茎や葉を食用としていた。
栄養の宝庫ともいうべきモロヘイヤは、近年、健康野菜ブームの日本で注目が集まり、各地で栽培されるようになっている。モロヘイヤは「王様だけのもの」という意味だが、古代エジプト時代、重い病気にかかった王がこのスープを飲んだらたちまち回復したという言い伝えから、この名がついたといわれている。
モロヘイヤに含まれる有効成分をみると、なにより食物繊維の多さが特徴的だ。その含有量はあらゆる食用野菜の中でトップである。食物繊維は血中コレステロール値を正常にコントロールし、発ガン物質など腸管内の有害物質を排出、腸内の善玉菌を増やして腸内環境を整え便通をよくするなど多くの効用をもっている。さらに、カロチンの含有量はホウレン草との比較で約2倍。カロチンは抗酸化作用で動脈硬化の予防が期待できる。このほかニンジンとの含有量比較では、カリウムが約2倍、鉄分やリンが約3倍、ビタミンB2やビタミンCでは10倍にも及ぶ。カリウムは利尿作用を発揮する。また妊娠中毒を予防するなど妊婦にはかかせない葉酸も大量に含まれている。
モロヘイヤの葉は、刻むとぬるぬるした粘液が出てくる。このぬめり成分は粘液多糖類で、中性脂肪や過剰なコレステロールを低下させる働きがある。また、細胞に働きかけて免疫力や保水力を高める作用がある。アトピー性皮膚炎や花粉症の予防に効果があるのはこの粘液多糖類によると考えられる。

摂取方法について

モロヘイヤは生のままでも食べられるが、揚げ物など油を使った料理に合い、豊富な栄養分の損失も少ない。おひたしや和え物、酢の物、味噌汁の具など和食の食材としてもおいしい。モロヘイヤが最もおいしくなる旬は夏である。(早川)

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