イライラする

メカニズム

イライラしたり、ちょっとしたことで攻撃的になる人が増えている。不況、競争社会、人間関係、さらにコンピュータによるテクノストレスと、現代社会にはイライラの原因がどこにでも転がっている。ここ一番のがんばりを生むなど、適度なストレスがプラスの方向に働くこともあるが、心身ともに疲れがたまったり、体調を崩すような過度のストレスは問題だ。ストレスを感じると、体は自律神経系、内分泌系、免疫系の機能を働かせて心身を守ろうとする。しかし、過度のストレスに長期間さらされると、これらのバランスが崩れ、自律神経やホルモンの乱れや免疫力低下を招く。その結果、胃潰瘍などの内臓疾患、血糖値や血圧の上昇、不眠、動悸、疲労、風邪をひきやすいなどの症状が起こる。また、体の不調を訴えて内科などを受診し、症状に合わせた薬を飲んでも改善しないようなときは、体ではなく心に問題が潜んでいる可能性が高い。この場合は、心療内科で心身両方からの治療が必要となる。

解消・予防のためのアドバイス

休息や気分転換などのセルフケアでストレスを軽減することは可能。ストレスは体も脳も疲労させるので、十分な栄養補給も大切だ。脳の疲れには、脳の神経細胞の再生を促すホスファチジルセリンと、脳の血行を促すイチョウ葉エキスの組み合わせが効果的。神経の働きを正常に保つ作用があるビタミンB群も意識して摂りたい。なかでもB1は、脳のエネルギー源であるブドウ糖の代謝に不可欠。不足すると怒りっぽくなったり集中力が欠けたりと、いわゆるキレやすい状態になる。また、糖分が分解しきれず、乳酸が体内にたまって疲れやすくなる。ストレスは、体内のビタミンCを大量に消費する。Cはストレスによって発生した活性酸素を取り除く作用も強い。同じく抗酸化ビタミンのA(β-カロテン)やEと一緒に摂ろう。さらに、ストレスに対抗するホルモンや神経伝達物質の材料となるタンパク質もしっかり補給しよう。カルシウムとマグネシウムのコンビもイライラ解消に効果的だ。緑茶のうまみ成分であるテアニンにもリラックス効果がある。(松村)

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