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ビフィズス菌(ビフィドバクテリウム)属
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HN019
HN019株は、ニュージーランドでおこなわれた研究によって発見されたビフィズス菌です。約2000種の菌からより効能の高い菌種が探された結果、“もっとも幅広くプロバイオティクスの要件を満たすもの”として、このビフィズス菌が選ばれました。 このビフィズス菌は海外では「HOWARU Bifido」という名前で知られますが、「HOWARU」とはマオリ語で「健康」を意味しています。 プロバイ… -
GCL2505
GCL2505株はグリコ乳業が独自に見つけ出した菌株で、健康な大人のお腹から見つかったビフィズス菌です。もともと人の体内の環境に適しているため、生きたまま腸に届くほか、お腹の中で増えるという性質を持っています。 腸にこのビフィズス菌がいない人がGCL2505株を摂取すると、翌日以降の便には、その数倍から数十倍のGCL2505株が含まれて排出されます。 このことから、GCL2505は… -
FK120
酪農の国、デンマークから取り寄せられたビフィズス菌で、生きたまま腸まで届く強健な性質を持っています。 FK120株を摂取すると、腸内常在菌に大きな影響を及ぼすことなく、善玉菌のビフィズス菌が増え、悪玉菌が減少します。 健常成人48名を対象に、FK120株含有発酵乳を1日100mlずつ1週間飲んでもらい、さらに引き続き1日300mlずつ1週間飲んでもらった ところ、便秘傾向の人の排便… -
BE80(DN-173)
ビフィズス菌のほとんどは、pHの低い胃酸や胆汁酸によって胃腸と十二指腸で死滅してしまい、生存率が低下します。これらの細菌を生きたまま腸に届けるには、酸への強い耐性を持った細菌を使う必要があります。 BE80菌は、特に腸管通過、すなわち生きたまま腸に届くかどうかを重視して開発されたビフィズス菌です。 ほかのビフィズス菌に比べて生命力が強く、従来のヨーグルトが出荷直後から菌数が減ってい… -
Bb-12
胃や消化管は、胃酸によって酸性に保たれています。胃の中の酸性度は内容物によって変化しますが、胃酸そのものはpH1~2という強い酸性を示します。 ところが、普通ビフィズス菌は、pH4.0より低い酸性下では生存することができません。それに対しBb-12というビフィズス菌は、pH2.0という強い酸性下でも生存できます。 つまりBb-12は、一般的なビフィズス菌よりも酸に耐える力がはるかに… -
ビフィズス菌SP(SBT2928)
ビフィズス菌SPの正式名称は、ビフィドバクテリウム・ロングム・SBT2928といいます。「生活習慣病の予防」という観点から選ばれた乳酸菌です。 通称として使われているビフィズス菌SPの「SP」とは、「雪印乳業が発見した株」という意味で、スノー・プロバイオティクス(Snow Probiotics)の頭文字を表しています。 ビフィズス菌SPは、口から食べた後、人の腸内に定着することが証… -
JBL05
JBL05は人の腸管から分離されたビフィズス菌で、菌体外多糖(EPS)を産出する菌株で森下仁丹が保有しています。 菌体外多糖というのは、菌が自分の体の内側に糖を作り出すのではなく、体の外側に糖を作り出すことを意味します。 このJBL05にはアレルギー抑制効果がありますが、最近の研究結果では、どうやらこのビフィズス菌が作り出すEPSそのものにもアレルギー抑制効果があるようです。 … -
BB536
BB536は1971年に世界で初めて食品に利用されたビフィズス菌です。それまでに発見されたビフィズス菌は酸素や熱に弱く、食品に応用するのは技術的に困難とされていました。 しかし、森永乳業が発見したBB536は、熱や酸素、酸に強く、初めて食品に応用することが可能になりました。 ビフィズス菌BB536は、酸にも強いため、胃酸で死滅することなく、生きたまま腸に届きます。BB536が生きた… -
G9-1
G9-1は、血糖値の上昇を抑えたり、コレステロール値を下げる働きがあります。また、花粉症を予防する乳酸菌としても知られています。… -
BF-1
BF-1株は、菌の生存性を高めるために、ヤクルトが独自に開発した菌株です。同社が従来使用しているビフィドバクテリウム・ブレーべ・ヤクルト株から作られました。 ヤクルト株は、医療にも用いられている安定性の高いビフィズス菌で、生きて腸に届きます。それを新たに強化培養し、新しい菌株として誕生したのがBF-1株です。 BF-1株は、他の乳酸菌、ビフィズス菌に比べ、胃細胞やムチン(粘性物質)…