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  • ゴマ・ゴマ油

    インドおよびエジプトを原産地とするゴマ。その香りのよさと栄養価の高さから、中華料理や日本の精進料理に欠かせないものとして昔から受け継がれている。タンパク質をはじめビタミンやミネラルなども豊富に含有するゴマは、肉食を禁じられた僧侶の健康を支える貴重な栄養源だった。 ゴマには、黒、白、茶、金の4種類があるが、なかでも抗ガン作用が高いものとして挙げられるのが黒ゴマだ。色素ポリフ…

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  • サイリウム(オオバコ、プランタゴオバタ)

    サイリウムはオオバコ科の植物で、地中海地域やインドで主に栽培されている。種子は薄くて白い半透明の膜で覆われており、この膜がハスク(外皮)。ハスクには食物繊維が豊富に含まれており、食品として利用されている。 古くから便秘の治療薬として利用されてきたように、サイリウム種皮は整腸作用に優れている。それは、種皮に含まれる不溶性の食物繊維が水を含んで膨らみ、腸の蠕動運動を活発にして…

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  • ササ(クマザサ)

    クマザサは温帯から亜熱帯にかけて生息する笹の一種で、日本でも家の周りなどに自生する身近な植物だ。ササエキスはクマザサのエキスを抽出したものである。 クマザサは民間薬として広く用いられた伝統あるハーブである。体の内部的な症状だけでなく、その防腐作用から外用薬としても用いられ、皮膚病や切り傷、口内炎やイボ、ウオの目、痔などの患部に塗りつけたり、また、薬湯にして入浴すると汗疹(…

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  • サメ軟骨

    サメの軟骨のひとつが中華の三大高級食材のひとつフカヒレだ。古来中国では不老長寿の料理として、上流階級層に珍重されてきた食材である。悠久の歌人たちが浮世を憂い、不老不死の理想郷を夢見た頃からの食材といえよう。 こうした伝統的な薬効のある食材だからこそ、近年、栄養生理学など科学に基づいた研究もされてきている。 サメの軟骨に豊富に含まれている成分、ムコ多糖類のコンドロイチンに…

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  • サラシア・オブランガ

    サラシア・オブランガは、インドやスリランカなど亜熱帯地域に自生するニシシギ科のつる性の植物。タミール語でポンコランチともいう。 最近の研究で、サラシア・オブランガには「サラシノール」という有効成分があり、これが血糖値が上がるのを防ぐ効果があることがわかってきた。 私たちが摂った食物に含まれる糖質は、アミラーゼとα-グルコシダーゼという酵素の働きでブドウ糖に分解され、これ…

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  • シイタケ

    古くから民間伝承的に免疫機能を増強する働きがあるとされ、またビタミンDの供給源としても重宝されてきたシイタケ。中国の元代に著された『日用本草』には「気を益し、飢えず、風を治し、血を破る」とその薬効が記されている。わが国でシイタケの効能が注目されたのは1968年、国立がんセンター研究所の千原博士らが、シイタケからβ-グルカンを単離・精製するのに成功し、そのβ-グルカンに抗ガン…

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  • シジミ

    「二日酔いの朝、シジミの味噌汁を飲む」という習わしがあるように、シジミは日本人にとって大変身近な民間療法として定着している。中国の古典や江戸時代の文献にも「黄疸」の治療薬として使われていたという記述が残されており、その効能は歴史的に知られていた。 肝機能に働く主な成分はアドノシン、タウリン、メチオニン、シスチンという物質で、腸内で脂肪を分解するときに必要な、胆汁の流れをス…

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  • シソ・シソ油

    薬味や刺身のツマなど、日本の食卓の名脇役として欠かせないのがシソ(大葉)だ。メインの食材でないためか意外に知られていないが、栄養価はきわめて高く、カロチン、カリウム、カルシウム、鉄、各種ビタミンを豊富に含む。特にカロチンはすべての野菜の中で最高の含有量を誇っている。「紫色で生命を蘇らせる」という意味の名を持つシソは、古くから発汗作用、胃の働きの促進、利尿作用に優れた効果があ…

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  • シャンピニオン

    シャンピニオンはハラタケ科のキノコで、英語名はマッシュルーム。現在では各国で栽培されており、世界中の食卓を賑わせている。 キノコ類の中では、タンパク質やミネラル類の含有量が最も多い。またビタミンB1、B2、ナイアシンなどのビタミンB群も多く含む。特にビタミンB2は、5~6個で1日の必要量の4分の1を満たし、口内炎、口角炎、指のささくれ、フケの予防などに役立つ。 ミネラル…

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  • ショウガ

    ショウガは薬味や魚・肉の匂い消し、風味づけと、料理から菓子にまで利用範囲の広いおなじみの食材である。もちろん日本だけでなく、中国をはじめアジア各国、欧米でもよく使われる。 ショウガは食用としての利用範囲もさることながら、古くから薬効もきわめて高いことが体験的に知られてきた。西洋ではジンジャー、漢方ではショウキョウとよばれ、世界中で愛用されてきた生薬だ。西洋では「吐き気がし…

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  • スクワレン(深海ザメエキス)

    深海ザメエキスの主成分がスクワレンという物質で、主にアイザメの肝から採取した肝油に含まれている。アイザメの肝油中に含まれるスクワレンの量は約70~85%と、ほかの深海ザメと比べても群を抜く量である。そのスクワレンのパワーは、水深1000mを超える光もとどかないほど深海の高水圧、低酸素の過酷な環境でも生息できる、サメの巨大な肝臓に秘密があると考えられている。アイザメの肝臓の重…

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  • スッポン

    スッポンは南アメリカをのぞく熱帯から温帯にかけて広く生息している水生のカメの一種で、中国では3000年以上も前から滋養強壮・不老長寿によいと珍重されてきた。日本にも7世紀にはスッポンが献上された記録が残されているほど、古い歴史をもつ健康食である。 現在は天然のスッポンは少なく、ほとんどが養殖もの。日本各地にスッポン料理店があるように、日本人の食文化にも定着している食材だろ…

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  • スピルリナ

    スピルリナは、アラビア半島の死海や南米大陸に多くみられる高塩分の湖に繁殖する高タンパク質の藍藻(らんそう)類の一種である。日本人にはなじみが薄いが、16世紀のアステカ王国ではすでに食用にしていたといわれており、食品としての歴史は意外に古い。 スピルリナのタンパク質含有量は、乾燥スピルリナ100g中60~70gと大変多く、タンパク質のほか、ビタミンA(β-カロテン。その含有…

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  • セレン

    セレンには、抗酸化作用があることで注目されており、不足すると、高コレステロール血症、疲労感、肝臓の病気や心臓病、また免疫機能が衰えるため、感染症やガンにかかりやすくなるといわれている。これらの病気を引き起こす一因になっているのが活性酸素だ。 わたしたちの身体は、常に活性酸素の攻撃にさらされている。例えば細胞膜の重要な構成要素である不飽和脂肪酸は、酸化すると過酸化脂質になる…

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  • セントジョーンズワート

    セントジョーンズワート(「聖ヨハネの草」の意)は、日本名をセイヨウオトギリソウという。開花時期が聖ヨハネの誕生日ごろで、花びらをこすると紅い液体が出てくることからか、ヨーロッパでは中世から洗礼者ヨハネの血からこの草が芽生えたと言い伝えられている。 セントジョーンズワートは「悪魔を追い払うハーブ」と呼ばれ、外用して切り傷や火傷に、内服して軽いうつ症状などの治療薬としてヨーロ…

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  • その他成分(タマネギエキス、にがり、アリ粉末、MSM)

    タマネギにはタンパク質、ミネラル、ビタミン類などの栄養分が多く含まれ、優れた効力も認められている。例えばタマネギを切ったときの刺激成分である硫化アリルには、血栓ができるのを防ぐ働きがあり、動脈硬化の予防に効果がある。ほかにも抗菌・殺菌作用で胃潰瘍などの原因ともなるピロリ菌に働いたり、アレルギーを抑える作用もある。 海水を濃縮して塩を取った後に残るの…

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  • その他ハーブ類(マスティック、イペ・紫イペ、中国パセリ)

    マスティックはギリシャのヒオス島に群生するかん木で、この木の樹液を採取して使用する。ギリシャや地中海沿岸地方では、口臭を抑え、胃腸を整えるためにこのマスティックをガムのように噛んで利用しているが、最近、ピロリ菌に効果があるという報告があり、注目されている。 ピロリ菌は、胃潰瘍、十二指腸潰瘍、胃ガンなどの発生に大きくかかわっているといわれ、臨床では、マスティッ…

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  • その他ミネラル類(カリウム、ヨード、モリブデン、銅、マンガン)

    カリウムは、ナトリウムの排泄を促進し血圧を下げる作用がある。塩分(ナトリウム)過多の食事で高血圧気味の人は、特に摂取を心がけたい。筋肉の収縮運動の調整も行うため、不足すると疲れやすくなる。 ヨードはヨウ素ともいい、甲状腺ホルモンの生成に不可欠なミネラルだ。血中コレステロール値を下げる働きがあるとの実験結果もあり、動脈硬化の予防効果が期待されている。…

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  • ソバ(ルチン)

    ソバが含む有効な栄養成分の中で、もっとも代表的なものがルチンである。ルチンはソバのほかジャガイモの花などにも含まれるビタミン様物質で、ビタミンPや柑橘類の色素であるフラボン類と合わせてフラボノイド化合物と総称されることもある。フラボノイド化合物はビタミンCの吸収を助け、毛細血管や血管壁を強化することで高血圧や動脈硬化、出血性疾患に有効とされている。また、ルチンには血圧降下作…

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  • デビルズクロー

    デビルズクローは、アフリカの主にカラハリ砂漠に生えるゴマ科の多年草で、美しい紫か赤のラッパ型の花を付ける。実に堅い2本のトゲがあり、これが悪魔の爪を連想させることが名前の由来である。このトゲが大型動物を苦しめるところから、「ライオンゴロシ」の名前でも知られている。 ハーブとして使用するのはデビルズクローの根で、雨期の後に採集される。ヨーロッパでは古くから民間薬的に利用され…

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